おりくの覚書

2008年6月双子の母になった育児記録。

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建築家のマイケル(アダム・サンドラー)は、子どもの水泳大会にも見に行ってやれず、キャンプもキャンセル、
仕事に明けくれる毎日に飽き飽きしていた。おまけに家電オンチ家のリモコンさえ使いこなせない。
頭にきたマイケルは、隣の家が持っている万能リモコンを買い求める。
そして店の販売員モーティ(クリストファー・ウォーケン)が渡してくれたリモコンは、指したもの何でも自由に早送りできるだった…。

このリモコンで、マイケルは、妻ドナ(ケイト・ベッキンセール)との口論の時間や渋滞に巻き込まれている時間、病気にかかった時間などを早送りし、自分の楽しい時間だけを過ごしていたんですね。
しかしそれが後になってとんでもないことに!という展開になるコメディなのですが。
路線的には普通のコメディで話の流れ的にも読めるような展開。
でもコメディって俳優さんがその役にどれだけマッチしているか?で
見る側が話に入り込んでいけるかが決まるのかなって思えたぐらいどの俳優さんも役柄がピッタリでした。
それにマイケルの細かい演出(?)がマジで笑えた。この映画はこれに限る(言い過ぎか?)。
彼は本当に普通の会社員。普通にストレスやイライラを感じて、ちょっとお調子者で、
家族を大切にしたいんだけど仕事もやらなくちゃいけないくて、板挟み状態。
リモコンを手に入れて、キャッキャと喜んで、その使い方もいたって普通。
だからすごく親しみやすい、というか感情移入しやすくて良かった。
なので、だんだんリモコンがあることで人生が空回りしてしまうあたりから、
何ていうか、”自業自得だよ。”っていう気持ちを持ちながらも、マイケルに同情し、
今の自分の生活・家庭が(不平がありながらも)幸せなんだよね~、と感じました。
ラスト、普通の映画だったら、ああいうパターンの終わり方は納得いかない私だけど、
今回にに限っては、あのラスト、すごく嬉しかったです。
笑わせてもらって、”今の自分の生活も悪くない”と思わせてもらって、ちょっぴり泣けて。
イイ映画です。

オススメ度…★★★★☆(カップルか夫婦で見るのが良い。
下ネタがあるので子どもが見るには注意が必要。)
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昨日、絢香のライヴ(しかもツアーファイナル!)に行ってきました。

本当は、夫(とその友人)が行くはずだったのですが、次の日夫は人間ドッグ。夜22時以降は何も食べられないので”せっかくのライヴの後に飲みに行けないのも寂しいから行くのやめるよ。”という、
ライヴがメインなのか、飲むことがメインなのか判らない発言をし、そのチケットが私に渡されたのでした。

イヤ~、マジで良かったです。絢香って、まだ19歳なんですね!
”そうかー。こんなにたくさんの人を虜にして影響力を及ぼしているのに、タバコも吸えないし酒も飲めない、
選挙権もまだないのかー。年金も払ってないし。”と、歌っている絢香を見ながら考え込んでしまいました。
それにしてもオソロシイ19歳。
17歳で大阪から東京に出てきて…なんて話を聞いている時には、
”普通だったら高校生で親のスネかじって、世間のことなんか考えもせずに学生生活をエンジョイしている時に、この子は苦労したんだなあ。”と、しみじみ。
”こんなにリッパに成長してねぇ…。”などと、思いっきり親戚のオバちゃん目線で、目頭を熱くしておりました。
で、バラードをすごく大切に歌っているなあと感じて、それは、彼女自身も言っていたけど、
自分にとってすごく大切な人(親とか)に心から感謝している気持ちが表れているんだなあと思いました。

しかし、何なんですか?あの歌唱力は。19歳じゃないでしょ?!マジで。
どうすればあんな風に歌えるようになるのかしらん?
…才能か、やっぱ。スゲエなあ。
うちではこの季節になってくると、窓を開けっ放しにしています。
そして、外からの涼しい風を感じています。自然よ、ありがとう。
というのは表向きの話で、エアコンがないのでそうしています。

しかしここのところ、雨が降ったりして湿気がすごかったので閉めてありました。
今朝久しぶりに窓を開けると、”モワ~”っとした空気が。
梅雨入り前は、空気がヒヤッとしてて気持ち良かったんですけどねぇ。

あー、日本の夏。
今日は帰宅時間が遅くなってしまったので、ククレカレーを食べました。
レトルトカレーが巷に溢れかえっている昨今、いったいどのカレーが一番オイシイ(そして安い)のでしょう?
ククレカレーは辛さもさほどじゃないし(私は辛いのが苦手な方)、具もそれなりに入っていて結構好きだな。

カレーといえば、夫がいつも首をかしげる私の行動に
”なぜ、おりくはびっくりドンキーが嫌いなのか?”ということがあります。
そう、確かにおりくはあまりびっくりドンキーに行きたがらないという事実があります。
それは、びっくりドンキーでカレーを食べるのなら、家でレトルトを食べた方が美味しい気がするからなのです。
さらに安上がり。一石二鳥とはこのことです。

夫はびっくりドンキー好きなので、誰か一緒に行ってあげてください。
最近、ダーツやってないなあ~。
結局ダーツバーデビューはいまだに果たせてないしなあ…。
しかし、やってもやってもなかなかコツが掴めず上達しません。
そして、もっとお遊びっぽくワイワイガヤガヤ楽しみながらできればいいのだけど、つい熱くなってしまいます。
マンガ喫茶でやってるだけなのに…。

この前、テレビでチュートリアルが出演している「黄金伝説」を見ました。
部屋で、徳井さんが模造刀(自分のらしい)を振り回しているのを見て、私も刀が欲しくなりました。
ネットで見ていたら、手裏剣とかも売ってるんですね。手裏剣を受けるマトみたいなのも売っていました。
欲しいなあ。

ダーツも手裏剣もだいたい一緒でしょ。
サムライもカーに乗る時代になってしまったようです。

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サムライを後ろから煽るのだけは止めましょう。
手術を受けるため、麻酔をしました。
しかし、普通に寝ている時は痛かったりすると目が覚めるはずなのに、麻酔をかけられて眠っている時には、
皮膚を切られても何かで刺されても起きないんだから、考えてみればコワイことですよ。
まあ、麻酔をかけられることで何も感じることなく手術できるのだからありがたいことなのですけど。

ということで、”どこまで麻酔に打ち勝つことができるか?”
今回、意識がどこまで保てるか挑戦。
口にマスクを当てられてから、体がビリビリとしびれるような感覚、それがだんだん強くなってきて、
頭がボーッとする感じがしました。
”この状態で自分の意志で体を動かすことはできるのかしらん?”と、指を動かしてみると、できたー!
しかし、ビリビリしびれる感じがさらに強くなりました。
(とゆーか、本当に指が動いたかはわからない。動かしたつもりになっていただけかも。)
ここで、先生が手術室に入ってきたらしくて遠くの方から声が。
”ヤバイ!早く眠りに落ちなければ!”
と思った次の瞬間からは覚えていません。
次に目が覚めた時にはすべてが終わった後。麻酔様様ですよ。

しかし、もう危ない橋は渡りません。
神奈川県に大井松田という地名の所があります。
東名高速道路の大井松田インターの表記は"Oi-Matsuda”。オイマツダになるわけです。
”なんで「Oi-Matsuda」なんだろうね。「Ooi」って書けばいいのに。”と、夫は言います。必ず言います。

後生ですから、表記変えてやってください。道路公団の方。
私のために変えてください。もう返答のパターンも尽きました。
お願いします。

それにしても、オイ、松田…って。
なんか、なかやまきんに君のふりっぽい気がするのは私だけか?
”オイ、松田。オイ、松田。朝ご飯は食べたかい?”みたいな。
きんに君の上腕二頭筋を思い出しながら、上のセリフを言ってみてください。
アタクシの血管は、”良い血管”だそうですよ。看護士さんに褒められました。
最近褒められてなかったから、血管でも褒められてウレシイ(マジか?)。

今日病院で採血をしたのですが、看護士さんが私の右腕にブスッと針を刺した瞬間から、
吹き出るように血が溢れ出てきました。
”なんてコトすんのじゃ!ボケー!!”ただでさえ、貧血で一滴の血も惜しいのじゃ!ワシは!!
しかし、”ごめんなさい、ごめんなさい。”と謝ってくれる優しい看護士さんには
”イイですよー。”と動じていない振り(まあ実際どーでもいいんだけど)。
その言葉で看護士さんは安心したのかお世辞なのか、
”良い血管の方はね、こうやって血が出てきちゃうんですよね。”

そして血を抜いた後、”ちょっとガーゼで抑えてていただいて…。止まるのに時間がかかるかな…。”
そして、5、6秒ぐらいしてガーゼをとると、”あ、もうほぼ止まってますね。”
”私、血が止まるのも早い方なんですよ。”
”本当だー。ホント、良い血管ですね。”

ちなみに私は、注射針を見てしまう派です。刺すとき”痛い”と思いつつ、つい凝視してしまい、
血が試験管に入りきるまで見届け、針を抜く瞬間までジッと見てます。
針を刺すときよりも抜くときの方が痛い気がするんだけどなあ~。
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今までお城の勉強なんかしたことはないけど、買っちゃいました。「もう一度学びたい 日本の城」
パラッとページをめくったりしてみたのですが、初心者な私にもわかりやすい。
挿絵が多いのも私向けだなー。
これをしっかり読んで、次回、城を攻略するときには櫓のひとつでも落としてみたいです。

それにしても、”もう一度学びたい”って…。
普通教育を受けてきて、日本のお城について学んだことがあるって方はおられるのでしょうか?
石垣の積み方にも、野面積みとか打ち込みハギとか切り込みハギあるって、
どれぐらいの人が知ってるんでしょうね?

そーいえば、せっかく本屋に行ったのに、カポーティの「冷血」があるかすっかり確認し忘れちゃった。
城の魔力に取り憑かれてしまったアタクシでした。
東インド会社のベケット卿は、深海の悪霊デヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)の心臓を手に入れ、ジョーンズと彼の船フライング・ダッチマン号とともに、世界の海賊たちを葬っていた。それに危機感を感じた海賊たちは、選ばれた9人の海賊による”評議会”を開くことにする。しかし、その9人のうちの1人が、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった。ボルボッサ船長(ジェフリー・ラッシュ)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)はジャックを救出するため、アジア人海賊サオ・フェン(チョウ・ユンファ)のもとへと向かう。

えー、何というか…非常に混乱しました。前作の復習をしっかりしておかないと(名前とか)頭がパニック、
非常事態宣言をしないと統制がとれなくなるくらい混乱してしまいます。
または、パンフレットを買って読みましょう。前回までのあらすじが書かれているし、
”必ず観賞後にお読みください”と書かれているストーリーは、実に詳しく書いてあります。途中くらいまでなら読んでも平気です。
とゆーか、読んでから見た方が絶対楽しめると思う。
…と、話をしっかり理解したのかしてないのか、危うい状況での感想。
今回は、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベスがあんまりパッとしなかったかなあ。
特にエリザベスは最初からずっと出ていて主役的な感じなのに、そしてしっかりと見せ場もあるはずなのに。
何か存在感があまり感じられなかった(2人ともカッコイイ&カワイイのは別として)。
そのかわりボルボッサ、ベケット、ピンテル&ラゲッティ(シリーズのお笑いコンビ)等々脇役さんたちの存在感がピカピカ光ってます。
ボルボッサは、彼が飼っているサル同様、何故かホッとする安心感があって、いかにも船長っぽいどっしり感がある。だけど、それだけではないオチャメさがあって、”生きてるー!”って感じがして好きだな。
海賊という死と隣り合わせの生き方をしながら、その日その日を思いっきり楽しんで生きているという(ディズニーランドのカリブの海賊そのまま)雰囲気がして良かった。
ベケットは今回サイコー!前作2作は単なる脇の敵役って感じだったけど、今回は存在感ありましたねー。
煮ても焼いても食えない海賊たちを屁とも思っていないような不貞不貞しさ、
常に上から目線で人を見る”オマエ、何様のつもりやねん?!”ていう憎々しさ、
何が起こっても顔色ひとつ変えないしめ縄のような神経、あそこまでいくとスバラシイですよ。
なので、最後が良かった。ベケット卿らしくて。
ピンテル&ラゲッティも、海賊らしい雰囲気が良かった。ピンテルはプラスして次期船長候補的な落ち着きある信頼感みたいなのがあって、それとおとぼけなラゲッティとのコンビが笑えた。
全体としては、登場人物の衣装も暗めで、背景も霞んでいたり暗かったりするので、前作とずいぶん違うなあという印象。それが、海賊として(海で生死を賭ける人たち)としての男らしさとか強さとして(私には)見えた。
CGとか使っているので、すごく幻想的な感じだったし、闘いのシーンも迫力があって”海賊映画だなあ”と改めて思った。
そう考えると、ウィルとエリザベスがパッとしなかったのは、”これが海賊映画だった”からなのかな、と。彼らは所詮(所詮って言い方も違うけど)陸の人間で、海賊たちのようにその日暮らしな生活をしていないということかな…(深読みしすぎの感あり)。
ジャックは、キャラが一人歩きしてる感じがしました。1作目のは、おちゃらけ部分があっても、締めるところはきっちり締めてくれたって気がしたけど…。2作目を見たときも”ジャックってこんなだったっけ?(面白いには面白いけど)”って思った、今回は2作目ほどではなかったけど、今回も”ジャックはコミカルだ”で終わってしまったな。それはそれでイイんだけど。
あと、チョウ・ユンファももうちょっとナントカして欲しかったかなと思います。

オススメ度…★★★☆☆(ラストの戦闘シーンはイイ。CGもステキ。圧巻。さすが締めくくりである。
しかし…長い。)
「ティファニーで朝食を」を出版し、天才作家として世に知れ渡ったトルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)。彼は1959年カンザス州の小さな街で起こった一家4人惨殺事件の記事に興味を持つ。”ノンフィクション・ノベル”という新しいジャンルの開拓に意欲を示すトルーマンは、カンザス州に向かう。

これは、映画館で公開しているときに見に行って不覚にも眠りに落ちてしまい、途中トルーマンがどんな行動をし何を考えたのかサッパリわからずに、ラストを見てしまうという失態を犯してしまった作品。
起きた後、トルーマンがどういう(精神)状態か、良く把握できていないはずなのに何故かラストを見ていて胸が締め付けられる思いがしました。”これは絶対DVDで見るぞ”と思いつつ、寝てしまった=見るのにしんどいかもという先入観があって、1週間レンタルになってから余裕を持って借りました。
それにしても、これは良い作品だ。なんでもっと早くに見なかったんだろう?今さらながらアカデミー主演男優賞を受賞したのも当然だよね、と思ってしまう。
とゆーか、ホフマンももちろん良かったけれど、作品としての作りがイイ。すごく静かな作品(正直しんどいかも)なのに、引き込まれました。”なんであの時寝ちゃったの?私…。スバラシイ映画なのにもったいない!”と、後悔。トルーマンや他の人物がアップで映し出された表情がスゴかった。心が迫ってくるようで(セリフでもしゃべっているけど)画面から目が離せませんでした。
トルーマンはこの事件の取材を続け、逮捕された犯人の1人であるペリー・スミス(クリフトン・コリンズ・Jr.)の持つ孤独感にシンパシーを感じ、彼のために弁護士を雇ったりして、彼から事件の真相を聞き出そうとします。執筆のためペリーを利用するという冷静さを保つ反面、子どもの頃の不幸な境遇という共通点を持つことでペリーと心を通わすトルーマンが、怖かった。彼の真意は一体どこにあったのだろう?”冷血”とはあんたの事じゃないのか?トルーマン!…と、思いながら見ていたものの、人間の心というのはそんなに簡単なモノじゃないということに気づきました。誰しもがそういう二面性をもっているのだなあ、と。
”たとえて言うならば、僕(トルーマン)とペリーは、同じ家に育った。だけどペリーは裏口から出ていって、僕は表玄関から出ていった。それだけだ。”というようなことをトルーマンは言ってましたが、この言葉、ズシーっときました。恵まれない家庭環境に育ったけど、トルーマンは自分の人生をしっかり自分で切り開いて生きているんだなあと感じました。そして、そういう境遇を言い訳に逃げない人なんだと思いました。ん~、なんか小学生の感想文みたい…。うまく書けん。
とにかく、トルーマンのそういう自分に自信を持った冷酷な姿と、同じ痛みを背負った人間としてペリーに特別な感情を寄せる姿、そしてその狭間に立たされて苦悩する姿にすごく引き込まれた。

と、最後まで見て、私の観察不足かもしれないけれど、トルーマンの心の奥底はどうなってしまったのだろう?彼は「冷血」(この事件を元に書いた小説)以降、一冊も本を書き上げていないそうなのです。彼の心は一体どうなってしまったの?というのが、よく掴めてません。(きっとトルーマンの本を読んだことがある人はわかるんだと思います。)
本屋に行ったけど、さすが時期はずれ、トルーマンの本はありませんでした。映画公開してたときはあんなにいっぱいあったのに。
機会があったら読んでみたいです。
あと、とっても静かで落ち着いた映画「カポーティ」のお気に入り場面。
トルーマンと雑誌の編集長(らしき人)2人で、ペリーの死刑執行に立ち会う時に、”5分間だけ面会できるぞ。”と言われて、2人で顔合わせてトルーマンが何か言おうとしたときに”俺は行かないぞ。”と言ったその一連の間。あれは別に何の意図もないと思うけど、けっこう好き。何かカワイイ。

オススメ度…★★★★☆(ホントは★5つだけど、何せ静かで人の心の中を探る話なので、万人向けではないかな、と。あと大人向けな作品な気がするけど、高校生くらいが見てもイイと思う。さっき書いたトルーマンの言葉を身に染み込ませて見ると良いと思う。)
数々の事件を解決したり、人助けをするスパイダーマン(トビー・マグワイア)は、NYの街で大人気。新聞社も彼の活躍ぶりを一面トップで載せていた。ピーター・パーカーとしての私生活もMJ(キルスティン・ダンスト)という恋人を得、大学でも成績トップと順調。ピーターは、浮かれ気分でいた…。

今回は敵が多かったですね。ピーターの叔父ベン殺害容疑・刑務所脱走で警察に追われてるフリント・マルコ(トーマス・ヘンデン・チャーチ)。逃げる途中で(いろいろあって)サンドマンになってしまうんですね。叔父さん殺しで怒り狂っているスパイダーマンと闘うことになります。
二人目、ヴェノム。フリーカメラマンとしてスパイダーマンの写真を撮っていたエディ・ブロック(トファー・グレイス)が(いろいろあって)ヴェノムに変身してしまいます。
三人目、ニュー・ゴブリン。親友のハリー・オズボーン(ジェームズ・ブランコ)が、父の仇をとるためゴブリンとなってスパイダーマンに挑みます。
そして、最後はピーター・パーカー自身が持つ、心の慢心。

前作2作に比べて、良い意味でも悪い意味でも軽い感じでした。
サンドマンの件は、別にもう一本撮っても良いんじゃないかっていうくらい掘り下げればすごく深い話ができそうだし、是非やってもらいたかったのに、というのが本音です。
なので、最後が何か…納得できないというか、”だからって人殺しは良くないだろー!!”っていう…。「~2」のドック・オクは、”お前もイイ奴だったんだな、本当は。”と思える切なさがあったけど(アルフレッド・モリーナ好きだし)、今回のサンドマンに関しては同情するまでには至らなかったな。そこが非常に残念。
残りの話は、ピーターの心に深く関わりあっている話で(サンドマンの話も関わっているけど)、きれいにまとまっていて見やすかった。話が多いわりにはわかりやすい、逆に言えば軽い(感情移入しづらい)ってコトになるのだけど、その軽さがピーターの増上慢さを演出していたと思う。最初浮かれていただけの時はまだ”カワイイなあ。”くらいだったのに、だんだんすごくイヤな奴になっていった、周りが何も見えなくなってしまっているピーターの感じ(特にMJに対して)がした。んー、映画として、登場人物一人一人の感情が見えないのは良くないのだろうだけど…。今考えるとMJの気持ちがイマイチよくわからないのは、それだけピーターと距離ができてしまっていたっていうことなのかなあ、と。
ハリーとの友情も、何か…。ハリーは怖ろしいほどの単純さでピーターを憎んで、そして怖ろしいほどの単純さで、父の死の真相を受け入れたし。しかもそれはピーター自身が解決したわけではなくて、っていうのが何か納得いかないなー。まあ、あんな状況では無理かもしれないけど…。
と、考えてくるといろいろな批評点が出てくる。しかし見ていたときは確実に楽しかった。それってすごく大切なことだよなーと思う。私がこの作品が好きなのは、出演者はもちろんのこと、監督自身が「スパイダーマン」が好きなんだなあというのを感じられるところにある。そういう作品は見ていて楽しい。今回の作品は、他のに比べてコミカル感が強いし、それでいて苦悩するヒーロー、思わず”ガンバレ!”と応援したくなる一緒に成長していくヒーローという像は変わっていないのがイイ。
あと、見どころ的にはトビーの表情だと思う。注目を浴びてウキウキなピーター、ウキウキしすぎなピーター、増上慢なイヤな奴ピーター、反省しているピーターなどなど、それらを表す表情がウマイと思う。さっきまで強気な顔をしていたと思ったら、スッと”ヤバイことしちゃった…”っていう悲しげな表情になったり、っていうのがスゴイ。やっぱりトビーはウマイですよ、そういう繊細さが。

オススメ度…★★★★☆(アクションシーンとかはやっぱり爽快感ありますねえ。映画館で見れば、迫力満点。)
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