おりくの覚書

2008年6月双子の母になった育児記録。

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性同一性障害に悩む中年男性ブリー(フェリシティ・ハフマン)は、女性になるための手術を数日後に控えたある日、学生時代に関係を持った女性との間にできた息子トビー(ケヴィン・ゼガーズ)がいることが判明した。セラピストから息子との関係に整理をつけてから手術を受けた方が良いと言われ、急いでトビーのいるニューヨークへ向かう。
監督…ダンカン・タッカー/2005年製作/アメリカ

ブリーにもトビーにも、どちらにも自分を思い重ねることはできなくて、なんか淡々と見ていた感じなのだけど、ただ単に”淡々と”という言葉では足りない、確実に何かを心に染み込ませながら見ていたのに、それを言葉にはできない…。ん~、ムズカシイ。
でも言えるのは、きっと誰にでも2人の想いが胸にも響くだろうということ。
ブリーは、初めのうちはトビーと形式上会うだけのはずだったのに、トビーと旅をすることで彼への愛情が芽生えていった。それは親子としての愛だったのか?これは人それぞれ違うと思うんですが、私は親としてというよりも人間としての愛情だと思うんです。彼がどんな人生を歩もうとかまわない、彼が彼であるだけでそれだけで愛おしい、というか。
反面、ブリーの母はブリーを息子(男性名はスタンリー)として愛している。母親の愛だから、息子を愛してはいるけれどブリーとなった息子をなかなか受け入れられない。父親や妹も、愛情はあるものの違和感をぬぐい去ることができない。でも家族はどんな形であれ強い絆で繋がれているんですよね。
なので、ラストのブリーとトビーの姿がどうも脆いような感じがする、これから関係を作り上げていくんだっていう温かさを感じました。
どっちが優劣があるわけではなくて、このふたつの愛の描かれ方が私は好きです。どちらも大切な愛には変わりないですからね。
ニューヨークからカルフォルニアへ向かう2人旅が、この物語を占めているのですが、重いテーマの割には哀しみがこもったコメディタッチで描かれていて、見た後は結構スッキリ感がありました。

オススメ度…★★★★★
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